華麗なる加齢

生きるを楽しむ

大腸検査❣️

ある朝…

うっわーー!!!

便器を見たら真っ赤やん!

これって…肛門からの出血🩸?

ちょっと焦る。

今までも、うんちする時、痛くてトイレットペーパーに少し血がつくことはあったけど。

今日のは痛くもなかったのに

血の量が多い…

 

大腸癌?

この歳になると、すぐに怖い病気が頭をよぎる。

困ったもんやなぁ

そんなことないわ。痔やろ?

痔ということにして安心したい。笑

 

いやいや、そんなこと言ってないでとにかく病院に行こう!

 

ってことで、さっそく

近所のお姉さんが教えてくれたクリニックへ

「あそこの先生優しいでー。大腸の検査も麻酔してくれるし、全然怖くなかったで」

そう…実は私めっちゃ怖がりやねん

看護師やのに(笑)

 

受付で

「今日はどうされました?」

どうされました?って、大きな声で言われへんやん。

「血が…」

「えっ?」

「朝、トイレに行った時に…」

さらに声が小さくなる。

と、ここで

「じゃあここに書いて下さいね」

受付用紙を渡される。

最初から渡してくれたらええやん!笑

 

名前を呼ばれて診察室へ

「どうされましたか?」

良かったー!優しそうな先生。

安心して朝の出来事を話す。

「ふんふん、多分痔やとは思いますけどね、まあ念のために大腸の検査もしときましょうね」

「はい」

いつになくとっても素直な私

不安が私を素直にするのね。

そやけど…

大腸の検査ってあれやろ?お尻からカメラが付いた管入れて…モニターに腸の中映るやつやろ?

ほんで、何かみつけたらちょっと取って検査に出したり、切ってくれたり…

うーー考えただけでドキドキ!

やっぱり怖ーい

 

ちょっと怖そうな看護師さんに検査の説明をしてもらう。

私は患者さんから見て優しい看護師さんに見えてるかなー?

やっぱり看護師さんは優しそうなほうがええなぁー

なんて、いらんこと考えてる。(笑)

で、

検査の前日から食べてはいけないもの

下剤の飲み方などなど説明を受ける。

けっこうめんどくさいなぁー

検査当日は便の色がなくなるくらいまで出して…

大丈夫かな?

クリニックに到着するまでに倒れへんかな?

 

「何かわからないことや質問はありませんか?」

って聞いてくれるけど、あるような無いような…

結局、何も聞けない。笑

不安でいっぱいになりながらも検査の予約をする。

大丈夫!検査の日までひと月くらいある。

その間に心の準備をするのだー

 

いちおう痔の薬…軟膏(肛門から入れるやつ)をもらった。

さっそくおうちに帰ってやってみたら…

これがまた気持ち悪いー肛門に軟膏が入っていく時の…ふぇ〜〜

でも!次の日からは出血しない!

良かったー

やっぱり痔やん!と思いたい?笑

 

んで、検査当日

携帯が鳴る。

「あのー○○クリニックですけど〜今日検査の日なんですが…」

「???」

忘れてたー!すっかり忘れてたー!

「すみませんー💦💦」

大慌てで予約を取り直す。

あかんあかん

痔やと思って安心してしまって、すっかり頭の中から消えていた。

次回の検査日をカレンダーに記す。

 

しかーし!

これがまた、次の検査日も同じ状況

携帯が鳴っている。

見覚えのある番号。

もう…電話に出れない

いやに長くなり続けてる

でも出れない…忘れてた言い訳を考えても

何も思いつかない。

すみませーん!心の中で謝るしかない。

 

で、現在に至る。

 

まだ、時々血出るしー

必ず近いうちに電話して謝って、行きます!

 

今まで、いろんな人に

「早めの検査が大事だよー」

「検査して何もなかったら安心やろ」

「大丈夫!怖くないよ。発見が遅れるほうが怖いから検査しましょうね」

とか

えらそうに言うてきた。

この場を借りて…

ほんまにごめん!

 

てか、誰か私の背中を押してーー!笑