勇気出して行った!
2023年2月下旬
女医さんのとこ見つけた
めっちゃ不安やし怖いけど。
今日は行く。
もう1人の自分が「絶対いかなあかん」って言ってる。
だから絶対行く。
肛門科。完全予約制。女性限定。
ありがたい!
待合室にはすでに15人くらいの患者さん。
みんな不安そうにソファに座って待っているんだけど〜
全員がファイルを持ってて、そのファイルにしおりのようなものが挟まれていて太く大きな字で「肛」
って書いてある。
小さな旗が並んでるみたい。笑
この人は肛門科です。ってスタッフがわかりやすいようにしてるのかも知れないけど、女性ばかりのクリニックでも恥ずかしい気持ちは一緒やで〜
そもそも、ここは肛門科やし!それいるー?笑
あっそうか。婦人科もあるんやった
あかんあかん!それどころやなかったわ。すぐにネタ探ししてしまう性格なんとかならんのか?
名前を呼ばれて緊張MAX!
先生、痔みたいなんですけど…
私より2~3歳くらい年上かなぁ?わからんけど、安心する喋り方の先生。良かった。
いつから?先生が聞く。
初めて出血したのは1年前くらいで、症状が続き出したのは4ヶ月前くらいからです。痔だと思って市販の薬とか使ってたんですけど、全然良くならなくてー
って話してるうちにベッドに横にならされ、先生の指が肛門へ…
これねー、痔やないなぁ。腫瘍からの出血やね。
そこからの先生の行動が早かったー
あっさりと痔を否定されてぼんやりしてる私に
血の検査しとくねー
あっ!大腸カメラ、2日後来れる?
先生の慌ててる感じが怖い
私…そんなに悪い病気なん?
帰りの電車。
頭の中でずっと腫瘍という言葉の正確な意味を考えてる。
でも、腫瘍って言葉がぐるぐる回っているだけ。
とりあえず帰って来た相方に報告する。
そうか。ちゃんと検査してもらおうな。
それより今日はよう頑張って行ったなぁ
褒めてくれた。笑
そして2日後、大腸カメラ検査。
結果は変わることなく…
やっぱり良くないもんやと思うから、がんセンター予約しときますねー
と、先生。
麻酔でボーっとしている私やったけど
やっぱりガンなんや。という気持ちとまだ、何か実感が湧いてこない感じ。
がんって2人に1人はなるっていうし、ありふれた病気のはずなんだけど…
ほんとに突然、がん患者になるんやなぁ
それにしても…がんってネーミングが怖すぎてあかんわ。笑
この日のグッドニュースは先日の採血で貧血もなく、腫瘍マーカーも正常やった事!
相方と大事な友人だけに今日のことを伝えた。
これから…私どうなるんやろ…